『SMAPは終わらせない』〜ドラマの話①〜
『SMAPは終わらせない』
中居くんのこの台詞が格好いいんですけど、この時期に聞くと重み増しますね。
フジテレビの「SMAPグラフィティ」。
見ます。
個人的にSMAPのスペシャルドラマと言えば「古畑任三郎vsSMAP」ってぐらいこのドラマが好きです。
当時「古畑任三郎」が好きだった事もあり、相乗効果でかなりテンション上がりました。リアルタイムで見ていましたが、あれはいつ観ても格好いい。
設定からストーリーからSMAPをうまく使ってるなあ、と感じます。
孤児院出身の五人組なんて二次元みたいな設定を演じるSMAP。似合うからあまり違和感がないし、そんな五人組の話が面白くないわけがない。
四人が黒装束に身を包み、犯行に向かおうとする瞬間「待って!」と追いかけてくる草彅くんにいつも、うわぁー!となります。
「なんで来たんだー!でも元はと言えば自分の事だし、いつも一緒だったもんね!仕方ない!でも来ちゃダメだよ!」とよく分からない暴れ方を内心しています。
このシーンの草彅くんの足下越しに映る四人。からのアップ、というカメラ割りも好きです。
みんなイケメンすぎる。見た目も中身も。
リアルSMAPもドラマSMAPもキャラが嘘みたいに立ち過ぎてるし、リアルが下は小学生からの中なら幼馴染み設定もけして嘘とは言い難いし、なんなんだろうこの人たち。
演技がうまいとは言い難いと思うのですが(自分役というのも難しいでしょうが)、個々のキャラも立ってる現実SMAPを知っているからこそ台詞も説得力ありすぎて納得してしまいます。
あの五人揃った時の化学反応はなんなんでしょう。
そして「古畑任三郎」ですからキャストは田村正和さん、西村雅彦さん、敏腕マネージャー役に戸田恵子さん。シブい。キャラ濃すぎるし相乗効果ありまくり。
シリーズでは途中から入ってくる優秀な小男・石井正則さんの存在も光ってますけど、小林隆さんが地味に好きです。
犯人役がシルエットとモノクロ写真で映るオープニングの演出や音楽が、格好よくて大好きです。素人考えですが、喜劇調で演出や台詞が大袈裟なところが三谷さんカラーかのかな、と。テレビ作品を観ていると、時々ドラマというより舞台を観ている様な気分になります。「古畑任三郎」はそんな三谷さんの作品群の中でも特にお気に入りです。
ああ、観たいな。スペシャルドラマ。
録画しよう。