「一口辛口ツヨシ!」〜草彅くんの話〜
SMAPが好きですが、言うなら草彅くん推しです。小学生の頃からずっと草彅くん推しです。
素直で不器用で穏やかなところが好き。
でも実はわりと短気で正義感強いところも好き。昔はケンカっ早かったと言われるくらいですから、あっけらかんといい人なだけじゃない人間くさいところが好きです。
そして、ひたむきな演技が好き。
草彅くんの演技は評価が高いそうですが、正直私はそこのところはよく分かりません。
ただ、彼は舞台向きの役者の様な気はします。
画面越しと舞台越しってどうしても伝わってくるものが違いますし、草彅くんの言わずとも醸し出す空気は画面越しじゃない方が伝わるんだろうな、と勝手に思う事があります。
「僕の生きる道」や「黄泉がえり」や「ホテルビーナス」をリアルタイムで見て泣きまくっていたので、もちろん画面の中の彼も好きです。
というか、その彼しか知りません。
だけど、見ていると生の演技が殊更生きる役者なんじゃないかと思います。自然体で人間味のある人だから、人の心の複雑さを言葉ではなく佇まいで表現する事ができる。台詞のない演技を成り立たせるのは誰でもできるわけじゃないと思います。そして草彅剛の(SMAPメンバーお得意の)唯一無二の魅力が浮き上がって独特に映る。
堤真一さんや古田新太さん、渡辺えりさん、つか こうへいさんが評価するくらいですから、舞台に立つ草彅くんはとても素晴らしいのでしょうね。
ダンスもしなやかで一番好きです。
フリをよく忘れるとか、フリが入るのが遅いとか言ってますけど、たぶんそれって忠実にやってるからというのもあると思うんですよね。
立ち位置を忘れるのは、ただ忘れているだけだと思いますが。笑
あとは、ステージが広すぎて自分が今どこにいるのか分からなくなるのかな。
自己流に寄せれば、そりゃあ何事も入りやすい。見ていると一番基本を崩してないのは草彅くんだなと見受けます。
それから、草彅くんが中居くんを撮影する企画で
「殻に閉じこもっちゃうんで中居くんは」
「そこから抜け出してもらうのが大変だから」
「助走がすごくいる人だなと思いましたね」
と、フツーに評する彼はやっぱフツーじゃない。普通の人みたいだけど全然普通じゃない。
「考えてない様で、考えてる様で、考えてない」ところが好きです。
堀越賞の話も、一般の高校生でも無遅刻無欠席って大変だよ、普通じゃないよ、と思うのですが、何故かマイナスに語られがちですね。芸能界の価値観はそういうものなんですかね。
草彅くんは好きです。
が、絶対に呼び方は「草彅くん」です。
「つよぽん」呼びはできない。
慎吾ちゃんやファンの方や他の人が呼ぶのはいいんです。
自分に対しては「つよぽん」呼びをした瞬間に冷静にツッコミを入れる自分がいるので、絶対に「草彅くん」です。
でもちゃんと好きです。
応援、しています。