「Disc1」〜「SMAP 25 YEARS」の話②〜
聴きました。
50曲の音楽を聴いてるのに、一つの壮大な物語を観ているみたいだった。
ショーの様だった。
「S・M・A・P」と叫ぶ幕開けの曲とシメの曲があって、最後にエンドロールの曲がある。
ワイルドさもバラードも恋や日常を描く曲も、笑っちゃう曲も感動する曲もあって、楽しくて。
なにより「『みんなのうた』〜歌の話〜」の記事でも書きましたが、この人たちのユニゾンはどうしてこんなに心に響くんだろう。
ひとりひとりは時々笑っちゃうくらいうまくない時あるのに、どうして全員揃った途端に力強く響くんだろう。
感想が長いのでDisc1、Disc2、Disc3と分けます。
Disc1
やっぱり出だしからクライマックス。
クライマックスと疾走感保ったまま、あっという間に「らいおんハート」まで行き着く。あっという間なのに、ボリューム感ありすぎて意味がわからない。
初期のアイドルらしい曲から、ポピュラーな楽曲へ変化するのがDisc1。
代表曲と呼べる作品が増え、最後の「らいおんハート」辺りからさらに時代に沿って曲調が変化してくる。
「Can't Stop!!-LOVING-」
この曲でこんなに感動する日が来るとは思わなかった。
本当に提供される歌に力を与える人たちだな。
「素敵な夢を見させておくれ」
なんて、充分見させてもらってる。
夢よりもいいものだけど。
この人たちは壮大な物語を、生き様を、ずっとずっと見させてくれる。
「BEST FRIEND」
たいせつなものは「友だち」。
投票三位の曲が二曲目。
ある意味、中居くんの曲。
「Drink!SMAP!」や初めての五人旅。
中居くんを泣かせる曲。
「笑顔のゲンキ」
「姫ちゃんのリボン」の曲!
歌い出しの「元気な君が好き」の勢いからして気持ちが明るくなる曲。
「君は君だよ」
「いつも自分が やりたいこと まっすぐ見つめてなよ」
「心が決めた 明日ならば それが本当だから」
「つきはなしたり 意地をはっても わかりあえる そう信じている」
この歌はSMAPだからこそ歌える曲のひとつだと思っています。個人的にかなりの名曲。
それぞれの人間性や考え方を受け入れて、森くんを送り出し、25年以上を共に歩んできた人たちが歌う曲。
断髪式に来なかった吾郎ちゃんを「吾郎ちゃんらしくて好き」と言う森くんの言葉が過ぎります。メロディも歌詞も優しさに溢れていて好きです。
「どうしても君がいい」
久しぶりに改めて聴きました。
疾走感あるサウンド。カッコいい。
そして内容も一途でかっこいい。
「$10」
引き続きカッコいいサウンド。
「$10」は初期の中でも好きな一曲です。木村さん森くんの曲、と言われていた森くんパートを引き継いだのが、草彅くんなんですよね。
「君色思い」
名物、歌い出しが中居くんソロ曲。
と、思ったら中盤の大サビ担当・慎吾ちゃんも頑張ってる。
「オリジナルスマイル」
イントロで元気になる。
「君色思い」からの流れも思ったよりアガる。ここから「ダイナマイト」までアガる応援歌とラブソングのターン。
「がんばりましょう」
イントロが面白い。
…と、思って調べたら「歌舞伎の声ネタとプリンスの『GET OFF』をサンプリングしている」とWikipediaにあって、やっぱりこの曲の特徴的な部分なんですね。「Drink!SMAP!」でシャンパンかけあってる姿を思い出します。
「俺たちに明日はある」
さらに続く人生応援歌。
好き!
勢いと力強さ溢れる歌い方が好き。
「俺たちに明日はない」のパロディというタイトルも、反骨精神持ち合わせたSMAPらしく思えてしまうから不思議。
「青いイナズマ」
キメキメなpvを思い出します。
ここから代表曲四連チャン。
「古畑任三郎vsSMAP」でも歌っていた代表曲。
地味に、サビ辺りに後ろでアゴゴベルみたいなカンカンチャカチャカした音が聴こえるのが、いつも気になる。楽器はなに使ってんだろうか。
「SHAKE」
引き続き代表曲。
やっぱり木村さんの歌い方がこの曲をガンガン盛り上げてる。ラストの飛び上がって終わり、を促す演奏がライブ感あって好き。
「ダイナマイト」
「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」が続くとか、アガるしかない。
セクシーさ溢れる楽曲。
「$10」が初めてセクシーさを前面に押し出した楽曲と聞きましたが、この曲は色気しかない。pvは楽しそうだけど。
「夜空ノムコウ」
代表曲四曲目。
小学校の時、初めて行ったカラオケで歌ったなあ。
原曲の音と合わなくて、全然歌えてなかったけど。これは名曲。ずっと好き。
「たいせつ」
あったかくて元気になる曲。
「スーパーマンじゃないけれど」の等身大な歌詞が好き。
人が人を愛している歌。
「Five True Love」
「ハイキタ!」
FIVEシリーズ第一弾。
中居くんの導入がイイ。
シリーズイチ、シンプルでコンパクトなつくり。個々のパートでアレンジ入れまくってる後の二曲に比べると、この曲は歌い方でより個性を出していると思います。木村さん草彅くんの歌い方が特に好き。
「らいおんハート」
バラード。
「夜空ノムコウ」もあったのに、何故かやっとバラード!という気になります。
Disc1の時点で「らいおんハート」くるんだ、とも思います。
pvがキレイだったなあ。
歌番組や歌披露の場面で、バラードなのに何故かイントロでしゃかりきダンス、というイメージ。