どうしてもSMAPがいい

平成生まれ一般人が「SMAP大好きだ!」と綴るブログ。「はじめに」の記事をお読みください。

「おめでとう!」〜12月8日「世界に一つだけの花」300万枚突破の話〜

 

うちは東京新聞をとっているので、ファンの方の熱意は毎日の様に流れています。

昨日は吾郎ちゃんのお誕生日を祝うメッセージで埋まっていました。

遅ればせながら、吾郎ちゃんお誕生日おめでとうございます。

 

そして、どうやらその12月8日付けのデイリーチャートで「世界に一つだけの花」が300万枚を突破した様で。

 

本当に凄い!

CDセールス歴代一位・300万枚突破おめでとう!!SMAP!!!

 

 

 

※12月16日追記

世界に一つだけの花」は日本のJ-POPで最も売れたCDなんですね。

近所のCDショップのディスプレイにそう書いてあったのですが、そういえば上位二曲はJ-POPのジャンルじゃないな、と。

しかも「およげ!たいやきくん」は8mmディスクの売上一位ですし、CDでの売上は実質一位。言うなれば日本史上初の記録がふたつ並んだって事ですよね。

 

なのに、同タイトルが過去にミリオンをとった時と比べたらテレビの報道は明らかに少ないし、取材も声明もないし。

スマステで慎吾ちゃんが演出で応えたり、ラジオで曲を流したりするぐらいでしょうか。

別に騒ぎ立てろとは言いませんけど、大人しすぎやしませんか。

不自然だな、おかしいな、と思うわけです。

 

 

 

 

「火付盗賊改方・長谷川平蔵」

 

 

私は小さい頃から時代劇が大好きで、この「鬼平犯科帳」と「暴れん坊将軍」がお気に入りでした。

 

人の世のどうしようもない理不尽から、止むに止まれぬ事情で罪を犯して良心の啊責に苛まれる庶民。

そして見るからに悪い顔した悪党どもを一網打尽。成敗する火付盗賊改方長谷川平蔵

 

格好いい!

なんて格好いいんだ、中村吉右衛門さん。

 

渋くて賢くてユーモアがあって、なにより心ある人物・鬼の平蔵。

仕事ができるだけじゃあダメなのさ。

心を持って仕事をしているからこそ、部下たちに慕われ庶民に感謝される頭なんだよ。

 

ただただ事象を見るだけじゃあいけないのさ。生きてる人がやってんだから。

 

 

鬼平犯科帳」は、美術さんのお仕事が素晴らしい。

年期の入ったザルやら竹箒やら生活の小間物から、人の着物や長椅子の布地。

部屋の中の桐箪笥や置物や黒光りする縁側…挙げたらキリがない。

美術さんの細やかなお仕事が光るのも、鬼平ならではとお見受けします。

 

続いて自然の景色、三味線のお歌。

絵の様な画面が並びます。

これは映像の方の力ですね。

時にモノトーンに、時に華やかに。

シーン毎の内容に沿った画面の色調は、物語をより一層引き立てます。

 

物語は言わずもがな。

見ている人を泣かせようと意気込んでなんかいない。

派手な音楽がなる訳でもない。

涙する役者のアップを撮るわけじゃない。

語る平蔵と涙する庶民。

静かにじんわりと心にしみる平蔵の人情。

ボロボロと泣かせて頂きました。

 

 

現実には勧善懲悪なぞありませんが、願わくば。

 

人と人とで出来ている世だからこそ、誰かの理不尽で誰かが泣くなんて事は、なるべく、なるべく、起きないでほしいものです。

「SMAPはSMAPだからね」〜12月5日スマスマの話①〜

 


最後の「SMAP×SMAP」は6時半から約5時間の放送。
どんな番組にしても総集編はあまり面白くないので、そればかりにならない事を祈ります。

 

 

一人目のシンガー・STINGが格好いい。

ギター片手にカメラ目線キメる65歳。
カメラに指差しの仕草が、あんなに余裕でキレイに格好よくキマる人はなかなか見ない。

一曲目は彼の新曲とはいえ、SMAPの現状を思うファンの心情に寄った様な歌詞。
SMAPって曲を引き寄せる力がありすぎる。

「見つめていたい/Every Breath You Take」は訳によってだいぶ印象が変わりますけど、一般的にはただのラブソングではなく狂気に近い束縛の曲ですよね。

個人的にメロディと英語だけ楽しんで内容までよく理解していなかったのですが、随分ストーカーじみた重暗い束縛の歌詞だな、と思いました。

 

それでもSMAPが歌うと、グループアイドルの宿命の中に「離れてもずっと心の何処かに君がいる」とそれぞれを思いやる訳にも聴こえてくるから不思議です。

勝手に思ってるだけですが。

でも、たぶん、完全に間違ってはいない。


弟もこの番組を観ていた様で、STINGと並ぶ慎吾ちゃんを見て「慎吾ちゃんて大きいんだな」とか「キムタク10年前みたいじゃん」と言うのでやたら納得してしまいました。

外国の男性と体格がほぼ変わらない慎吾ちゃん。
短髪で40代らしからぬファッションを着こなすキムタク。
…確かに。

木村さんと吾郎ちゃんはSTINGの曲とか好きなんだろうな。
そして、もしかして草彅くんは英語の歌詞だからあまり口元が動いていないのでしょうか…。

 

そしてここでも踊るアイドル・SMAP

弟がなんでSMAPは踊ってるんだと言っていたのでアイドルだからだよと言えば、そうか、忘れてた。SMAPSMAPだからね、だそうです。

わたしもそう思いますが、ここ最近のセッションでよく踊っているのはアイドルという誇りと意思を持っての事かなと。

 

 

今回は歌もそうですが、特にビストロはSMAPのためにある様な回で少しホッとしました。
ベテランで大人でふざけまくりのおふたりに、SMAPも安心している様に見えました。

いつもみんなを楽しませてくれているんだから、偶には彼等が楽しんでもいいじゃないと、彼等の笑顔が見られて普通に楽しかった。
小堺さん、関根さん、SMAPさんを笑顔にしてくれてありがとうございます。


続きは次の記事に。

「おじゃMAP!!」〜11月30日テレビの話〜

 

 

普段この時間に家にいないので、初めて「おじゃMAP!!」を見ました。

街中ロケして庶民が主役のバラエティ。

私が好きなバラエティでした。

 

 

昔見た、「サタ☆スマ」のスタッフさんが関わっているんでしょうか。
あの慎吾ママが家々の朝ご飯に突撃して、庶民の中に混じっていくノリが子ども心に好きでした。

そのシーンしか覚えていませんし番組タイトルも覚えていなかったのですが、あれが「サタ☆スマ」ってやつだったんですね。

あの時は小中学生だったからバラエティを長い時間見られたんだな、としみじみ思いました。
仕事してたらこの時間にテレビは見ない。

 

そして、慎吾ちゃんが歩くロケはやっぱりいいですね。
道々で関わる人たちとのやり取りが凄く好きです。

出だしからすごく接近してくるおばあちゃんいるなあ、と思ったら「顔見たら慎吾なんだもん」て。笑
おばあちゃん、親戚かなんかぐらいに距離が近い。
慎吾ちゃんも嬉しそうでこういうノリ本当に好きです。


それから、ザキヤマさんと森山さんと慎吾ちゃんの組み合わせが凄くイイ!

27時間テレビの時も思いましたけど、ザキヤマさんはお仕事できる人だなあ、プロだなあ、と感じます。

ゲストの森山さんはデビュー50周年。

明るくてノリよくて人への気遣いが言葉の端々に見えて優しい。そして、かわいい。

 

鶯谷の焼き鳥の件とか、完璧に慎吾ちゃんがイタズラっ子で森山さんが優しいお母さんでザキヤマさんが気のいいおじさん。
そして、「おじさん」とか言ってますけどザキヤマさんの方が慎吾ちゃんより年下という事実。

この番組を見て慎吾ちゃんは本当に末っ子キャラなんだなと思いました。
実は今まで慎吾ちゃんが「かわいい」というのがそれ程分からなかったのですが、なるほどかわいい。
この番組の彼は「かわいい」がよく分かる。

 

進行係のザキヤマさんに基本は委ねて素なのかな?疲れてるのかな?と思ってしまうローテンション。
お仕事とはいえ、そのフザけ方や文句のつけ方や話し方。

なんだろう、この見た目はオトナ、中身はコドモ感。
さりげなく森山さんをエスコートしたりしてるんだけど、どことなく滲む少年感。

バスで乗り合わせたおばさまに年齢の事を言われてベシベシ叩く慎吾ちゃんは、多分マジでショックだったんだろうな。笑

そしてSMAPの曲がガンガン流れてくる番組ですね。ついつい聴いてしまいます。

 


最後の飛行機を飛ばしているシーンはみんな楽しそう。

たぶん慎吾ちゃんは本当にこのロケが楽しかったんじゃないでしょうか。
後半のテンションといい森山さんに「また来てくださいよぉ」と言うノリといい、出だしに比べてだいぶ懐っこくて元気でしたね。

 


浅草の商店街はそれこそ人が多いですし、外ロケってスタッフさんはかなり大変だと思いますけど、こういう番組は本当に好きです。
ブラタモリ」や「にっぽん 縦断」エトセトラ。「庶民が主役」のバラエティ。大好きです。

 

「一口辛口ツヨシ!」〜草彅くんの話〜

 

SMAPが好きですが、言うなら草彅くん推しです。小学生の頃からずっと草彅くん推しです。

 

素直で不器用で穏やかなところが好き。

でも実はわりと短気で正義感強いところも好き。昔はケンカっ早かったと言われるくらいですから、あっけらかんといい人なだけじゃない人間くさいところが好きです。

 

そして、ひたむきな演技が好き。

草彅くんの演技は評価が高いそうですが、正直私はそこのところはよく分かりません。

ただ、彼は舞台向きの役者の様な気はします。

画面越しと舞台越しってどうしても伝わってくるものが違いますし、草彅くんの言わずとも醸し出す空気は画面越しじゃない方が伝わるんだろうな、と勝手に思う事があります。

僕の生きる道」や「黄泉がえり」や「ホテルビーナス」をリアルタイムで見て泣きまくっていたので、もちろん画面の中の彼も好きです。

というか、その彼しか知りません。

だけど、見ていると生の演技が殊更生きる役者なんじゃないかと思います。自然体で人間味のある人だから、人の心の複雑さを言葉ではなく佇まいで表現する事ができる。台詞のない演技を成り立たせるのは誰でもできるわけじゃないと思います。そして草彅剛の(SMAPメンバーお得意の)唯一無二の魅力が浮き上がって独特に映る。

堤真一さんや古田新太さん、渡辺えりさん、つか こうへいさんが評価するくらいですから、舞台に立つ草彅くんはとても素晴らしいのでしょうね。

 

ダンスもしなやかで一番好きです。

フリをよく忘れるとか、フリが入るのが遅いとか言ってますけど、たぶんそれって忠実にやってるからというのもあると思うんですよね。

立ち位置を忘れるのは、ただ忘れているだけだと思いますが。笑

あとは、ステージが広すぎて自分が今どこにいるのか分からなくなるのかな。 

自己流に寄せれば、そりゃあ何事も入りやすい。見ていると一番基本を崩してないのは草彅くんだなと見受けます。

 

それから、草彅くんが中居くんを撮影する企画で

「殻に閉じこもっちゃうんで中居くんは」

「そこから抜け出してもらうのが大変だから」

「助走がすごくいる人だなと思いましたね」

と、フツーに評する彼はやっぱフツーじゃない。普通の人みたいだけど全然普通じゃない。

「考えてない様で、考えてる様で、考えてない」ところが好きです。

 

堀越賞の話も、一般の高校生でも無遅刻無欠席って大変だよ、普通じゃないよ、と思うのですが、何故かマイナスに語られがちですね。芸能界の価値観はそういうものなんですかね。

 

草彅くんは好きです。

が、絶対に呼び方は「草彅くん」です。

つよぽん」呼びはできない。

慎吾ちゃんやファンの方や他の人が呼ぶのはいいんです。

自分に対しては「つよぽん」呼びをした瞬間に冷静にツッコミを入れる自分がいるので、絶対に「草彅くん」です。

でもちゃんと好きです。

 

応援、しています。

 

「MEMORIES FILE」〜11月28日スマスマの話〜


愛ちゃんのダイジェストで泣きそうになりました。
最後の方はいいんだよ!がんばったんだよ!泣かないで!となります。

歳が近いので小さい頃の愛ちゃんをテレビで見た記憶はありませんが、すっっごくかわいいですね。

 

そして、なんてかわいい夫婦なんだ。
ふたりともかわいい…!
旦那さんもかわいい。
爽やかで映画の出演者みたいなふたり。

時々、言葉じゃなく表情で会話してるところがかわいい。

地味に卓球慎吾ちゃんがかわいかった。
なんとなく慎吾ちゃんがジャンさんを気に入ってる雰囲気なのがかわいかった。

卓球勝負もニコニコしてしまいました。

 

…語彙力低いので、かわいい、かわいいばかりでした。笑
お土産はすごく手間がかかっていましたね。

真摯なおふたりの気持ちが見える様でした。

 

「MEMORIES FILE」は、コントをダイジェストでやるってあまり意味が分からないな、と思いながら、思い出を振り返る趣旨なら然もありなん。

2001年〜2002年は一番テレビを見ていた時期なので懐かしいです。

すいかの名産地はクラスで歌ってる男の子たちがいたなあ。

 

一番覚えているのは「真夏の夜の夢」という、草彅くんの夢を元にした設定のSMAPSMAPのままのコントです。

弟と爆笑したのを未だに覚えています。

ふたりしてあまりに笑うので親が「どうしたの!?」と驚いていました。

しかも、録画していたので気に入って何回も見ては笑っていました。


「freebird」は毎週流れていたイメージがあります。またこの曲だあ、と。笑

草はらで空から撮影しているバージョンがすごく好きでした。

弟がSMAPの曲の中で「freebird」が一番好きで、よくCDをかけてました。

カップリング曲の「Song2〜the sequel to that〜」を「SMAP×SMAP」で聴いてかなり気に入った自分。

メインもカップリング曲もイイというのが決め手で、CDを購入した事を覚えています。

 

…と、振り返るのがMEMORIES。なるほど。

「生き様というものなんだろう」〜SMAPの話⑤〜



ひとり残らず負けず嫌いで、プロ意識が高い五人。

人の笑顔のために身体張るけど、なんだかんだ自分たちも楽しむ五人。

「自分たちは他のグループに比べて悪ノリが凄い」と過去のトークでも話していたくらい、いい方にも悪い方にもノリが凄い五人。

冗談交じりに時々本気を曝け出して、歌やトークやコントの隙間にリアルを挟み込んでくる五人。

プライド高く、ユーモアを忘れず、悪ノリの中に本音を挟み込んでくる。
それを全力でやるのがSMAP

だから、好き。

 

もちろん、プラスな気持ちだけではなく、マイナスな気持ちもあったでしょう。

嫌々な事もあったでしょう。でも、彼等はその気持ちも話しちゃうんですよね。

いい事も悪い事も言える範囲で話す。
時々、範囲を破って話す。
だけど、話す本人たちにはそれを話す意味と意思がある。だから、イイ。

 

時々、態度で語るところもまたイイ。
ラジオやバラエティでの選曲。
吾郎ちゃんの顔がプリントされたTシャツを着て、コンサートをする四人。

他にもたくさん、たくさんありますが、彼等は語らずとも態度で示してくる。
そして、結婚も不祥事も良いも悪いもケジメをつけるところが、当たり前に格好イイと思います。

 

そんなSMAPとしての生き様を見せてくる人たちが歌う歌だから、響く。

演じる役だから、なんかイイ。

個人的には「Can't stop!!-LOVING-」も「シュート!」もSMAPじゃなかったら苦手です。申し訳ありませんが。

でも「SMAP」として生きている人たちが演るからいい曲に聴こえるし、いい画になる。
「素敵な夢を見させておくれ」
「きらきら光る素顔がほしい」
そんな夢想みたいな言葉を25年間道なき道を拓いて懸命に体現してくる人たち。

25年やり続けられたら、ただの目立ちたがり屋だとか格好つけだなんて言えない。格好いい。

 

「シュート」は線路を挟んで向かい合う中居くんと木村さんの画が格好よかったな、と覚えています。
見た目か、って話ですが、それもほんの少しあるだろうけどSMAPの場合は見た目の魅力だけじゃなくて。

SMAPの最年長として引っ張るふたりが演るから格好いい。中身があるから格好いい。

 

役者ではないアーティストがドラマや映画で映える様に、生き方が格好いい人は問答無用で画面で輝きます。